しくみの歩み

多久市の宣言と、200自治体の推進協議会 — シェアリングシティの歩み

多久市の宣言と、200自治体の推進協議会 — シェアリングシティの歩み
画像: シェアリングエコノミー協会の発表より

2018年の BASH #2 に、佐賀県多久市の職員が登壇しました。多久市は、全国で初めて「シェアリングシティ」を宣言した自治体として紹介されています。その後、シェアリングエコノミー協会のシェアリングシティ推進協議会は、参加自治体200まで広がりました。

はじまりは多久市

多久市は平成28年度(2016年度)、クラウドワークスと TABICA という2つのシェアサービスと連携し、全国初の「シェアリングシティ」を宣言しました。2018年の BASH #2「企業・行政と歩む地方創生」に登壇した多久市役所 商工観光課の石上涼子さんは、この事例を持ち、平成29年(2017年)12月に内閣官房のシェアリングエコノミー伝道師に任命されています。

同じ回には、地域に人材を派遣して活性化を支える ANA総合研究所の山田圭一さんも登壇し、企業・行政・個人それぞれにできることを話し合いました。

年表で見る広がり

  1. 2016年度多久市が全国初のシェアリングシティを宣言(クラウドワークス・TABICA と連携) →
  2. 2018年BASH #2 に多久市の石上涼子さんが登壇 →
  3. 2019年3月TABICA と多久市が、地域の暮らしを体験する「多久市偏愛紀行」を開始 →
  4. 2020年7月シェアリングエコノミー協会が「シェアリングシティ推進協議会」を設立(千葉市・神戸市・福岡市・渋谷区など7自治体と民間企業12社) →
  5. 2022年9月推進協議会の加盟自治体が100を超える →
  6. 2024年4月「第1回 全国シェアリングシティ大賞」の受賞事例を発表(大賞は茨城県境町) →
  7. 2025年4月推進協議会の参加自治体が200に到達 →
  8. 2026年7月「全国シェアリングシティフォーラム2026 in 福岡」(7月31日)を、同フォーラム初の九州開催として発表 →

BASH の見立て

2020年7月の設立時に7自治体だった推進協議会は、約2年で100、約5年で200に増えました。多久市の宣言(2016年度)から9年ほどで、推進協議会の参加自治体は200に達しました。

数が増えたいま、問われるのは中身です。2024年に始まったシェアリングシティ大賞のように、どの自治体で何が使われ、何が変わったかを事例として残していく段階に入っています。BASH でも、各地域のページで事例を積み上げていきます。

年表の数字は、シェアリングエコノミー協会・ガイアックスの発表と BASH #2 の開催記録に基づきます。