スキーム解説

地域おこし協力隊とは

地域おこし協力隊とは、都市地域から過疎地域などに住民票を移した人が、自治体の委嘱を受けて概ね1〜3年、地域協力活動に従事しながら定住・定着をめざす総務省の制度です。

最終更新: 2026-10-17|別名: 協力隊・地域おこし協力隊員・おためし地域おこし協力隊・地域おこし協力隊インターン

2025年度の隊員数は8,196人で過去最多になりました(総務省、2026年4月24日公表)。直近5年に任期を終えた人の約7割が同じ地域に定住しており、任期後に起業する人も多いことから、地域の「次の担い手」の供給源として注目されています。

制度の根拠

根拠法律ではなく総務省の制度(地域おこし協力隊推進要綱)。自治体の経費を特別交付税で措置
所管総務省 地域力創造グループ 地域自立応援課
開始2009年度(平成21年度)。初年度は隊員89人・31団体
任期おおむね1年〜3年
関連制度おためし地域おこし協力隊、地域おこし協力隊インターン

最新の数字

隊員数8,196人(前年度比+286人、過去最多)
2025年度(2026年4月24日公表) |出典
取組自治体数1,187団体(20道県+1,167市町村、受入可能自治体の約81%)
2025年度(2026年4月24日公表) |出典
任期終了後の定住率約70.3%(2020〜2024年度の任期終了者8,762人のうち6,163人が同じ地域に定住)
2025年5月1日時点調査(2026年4月24日公表) |出典
定住者の進路同一市町村に定住した5,038人のうち、起業約46%・就業約35%・就農・就林約12%
2025年5月1日時点調査(2026年4月24日公表) |出典
累計任期終了者15,045人
2025年3月31日まで(2026年4月24日公表) |出典
隊員の年齢構成20代33.6%・30代30.1%・40代20.1%(男性59.7%・女性40.3%)
2025年度(2026年4月24日公表) |出典
おためし・インターン参加者おためし1,450人、インターン1,414人
2025年度(2026年4月24日公表) |出典
都道府県別の受入数(上位)1位 北海道1,374人、2位 長野県477人
2025年度(2026年4月24日公表) |出典

代表的な事例

地域の土地・宿・運営者にとっての意味

同じ市町村に定住した隊員の約46%が任期後に起業しており、空き家・古民家・宿の「次の担い手」の供給源になっています。宿や施設の運営者は、自治体と組んで隊員の活動内容(ミッション)を設計することで、任期中から人材を育てられます。

よくある質問

隊員は何人いますか?

2025年度は8,196人で過去最多です。1,187自治体が受け入れています(総務省、2026年4月24日公表)。

任期後に何割が地域に残りますか?

直近5年に任期を終えた人の約70.3%が、同じ地域に定住しています(2025年5月1日時点の調査)。

任期はどのくらいですか?

おおむね1年〜3年です。

任期後はどんな仕事をしていますか?

同じ市町村に定住した人のうち、約46%が起業、約35%が就業、約12%が就農・就林しています。

隊員の報酬は誰が払いますか?

受入自治体が委嘱し、その経費を国が特別交付税で措置します。上限額は年度ごとの総務省の通知で確認してください。

関連するスキーム

出典

  1. 総務省 令和7年度 地域おこし協力隊の隊員数等について (2026-10-17)
  2. 総務省 報道資料(2026年4月24日) (2026-10-17)
  3. 総務省 地域おこし協力隊 制度ページ (2026-10-17)
  4. 長野県 プレスリリース(2026年4月24日) (2026-10-17)